“格安SIM”契約数は678万件、2016年度第1四半期の携帯電話契約数公表

総務省は、2016年度第1四半期(4~6月)の携帯電話の契約数やシェアなどのデータを公表しました。移動系通信として集計された中には携帯電話、PHS、BWAが含まれ、このうち携帯電話の契約数は1億5759万件(前期比0.7%増、前年同期比4%増)になったのです。移動系通信(携帯電話、PHS、BWA)の契約数は1億6391万件(前期比0.7%増、前年同期比3.6%増)にのぼりました。LTE対応の携帯電話の契約数は、9050万件(前期比3.6%増、前年同期比20.3%増)で、PHSは384万件(前期比3.9%減、前年同期比15.2%減)、BWAは3851万件(前期比9.4%増、前年同期比70.2%増)でした。移動系通信における通信事業者のグループ別シェア(グループ内取引調整後、MVNO向け回線を含む)は、NTTドコモが43.7%(前年同期比1ポイント増)、KDDIグループが29.1%(前年同期比0.3ポイント増)、ソフトバンクグループが27.2%(前年同期比1.3ポイント減)になったのです。グループ別の集計からUQコミュニケーションズとWireless City Planningを除いた、3社単体での事業者別シェアは、NTTドコモが45.4%(前年同期比0.8ポイント増)、KDDIが29.6%(前年同期比0.5ポイント増)、ソフトバンクが25%(前年同期比1.3ポイント減)でした。グループおよび事業者別シェアは、ドコモ、KDDIがそれぞれ微増し、ソフトバンクが微減する傾向が続いているという結果になりました。また、MVNOサービスの契約数は1346万件で、前期比6%増、前年同期比33.8%増でした。

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