価値あるメモをつくり、あとで役立つ自己ルール

気になったこと、ふとした会話などを時系列でメモしていきます。同じサイズのメモ帳を使うと、メモの習慣化にもなります。大事なことに○を付ける際は「ひとつのメモに3つまで」「どこかに書いてあることには○を付けない」「“? ”と思ったことに○を付ける」などのルールを決めておくとあとで見返したときに大事だったと気づきます。「→」で目的や繋がりをはっきりさせるのも大事。吹き出しは未来の自分への「指示書」として活用します。メモで大切な要素のひとつが、あとで見返すことを想定して、「検索」できるようにしておくことです。メモはアイデアの外部記憶のための、いわば外付けハードディスク。そのためには、メモを「書いた内容」ではなく「書いた時期」で整理するのがポイントです。メモ帳は仕事別や目的別に分けずに、一冊に書くことをお薦めしています。そうすれば、自然に「時期ごと」にまとまっていくからです。多くの仕事は周期性を持っています。去年の夏はどんなことを考えていたかなど役立つ局面が出てくるはずです。会議室のテーブルには常にA4のコピー用紙を用意しています。会議のときはその場で議論しながらメモをつくります。白板を使うと、立っている話し手の言うことを聞くだけになったり、先生と生徒のような関係が生じてしまいがちです。テーブルを囲んでメモをつくれば議論も盛り上がり、認識も共有しやすい。つくったメモはそのままスキャンしてPDFにします。それを欠席者も共有することができるので便利です。

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