NTTドコモは、超広角撮影に対応したデュアルカメラやハイレゾ対応DACを搭載したLG Electronics製のスマートフォン「V20 PRO L-01J」を2017年2月に発売します。価格は一括価格が8万4000円程度で、実質価格はMNP時に2万円台半ば、機種変更時に4万円程度となる見込みです。グローバルで発表済みのLG V20をベースモデルとしていますが、ディスプレイサイズが異なるなど、細かい仕様は日本独自となっていて、各仕様はauから発売される「isai Beat LGV34」に近いものとなっています。デュアルカメラは、F1.8の1620万画素カメラと、超広角135度でF2.4の820万画素カメラの2つを搭載していて、用途に応じてカメラを切り替えて使い分けるようになっています。カメラアプリはマニュアル撮影機能が充実していて、ホワイトバランスやフォーカス、シャッタースピード、ISO感度などを手動で調整可能となっており、三脚などで固定すればスローシャッターでの撮影もできます。ハイレゾ対応としてはソフトウェア面だけでなく、ハードウェア面で大きく進化し、ハイレゾ対応DACとしてESS Technology製のSoC「ES9218」を搭載しています。内部のクアッドDAC構成により、シングルDACと比較して50%ノイズを低減するという高音質な変換・再生を実現しています。