部活の朝練完全廃止など紹介 学校働き方改革で研修会

滋賀県教育委員会の「第2回学校における働き方改革研修会」が10月22日、大津市の県庁であり、市町教委の担当者や学校関係者ら約100人が、教育現場の働き方改革の現状について認識を深めました。。東近江市教委の安藤宜保教育審議員が登壇し、改革に先進的な同市の教育現場は、週1回、午後6時退勤を目指していることや、部活動の朝の練習を完全廃止したことなどを成果として紹介しました。保護者らから反対の声はないといい、「絵に描いた餅ではだめ。スピード感を持って実行しなければならない」と述べたのです。県内の小中高、特別支援学校の関係者が現場での取り組みについて話すパネル討論もありましたた。参加した志賀小(大津市)の高木悟校長は教員の働き方に対する意識改革について、「業務のルーティンを変えて『これでいいんだ』と自覚しないと意識は変わらない。一人一人の意識改革を待っているのは何もしないのと同じ」とし、組織として動くことの重要性を主張したのです。

コメントをどうぞ

*